こんばんわ。

先日 妹と会った時に 「これ面白いから読んでみて」と云われて本を借りた。

漫画なんだけど2種類。

一つは「SPY×FAMILY」遠藤達哉。

これはねえ 凄腕スパイが任務でニセの奥さんと娘を調達して 家族として

暮らしながら任務達成に励むという ギャグマンガ。

私は何故か パタリロ!を思い出した。サクっと読みました。5巻まで。

もう一つは 「ミステリと言う勿れ」田村由美。

これは 私的には問題作。

私、本がなくては生きてはいけないほど 本を読むのが好きです。

でも あくまで寝るため と 時間つぶしなので 小難しいのはダメなんです。

だから 大文豪の書く純文学とか 啓発本とか 人生を語る的なのは 苦手。

ラノベ上等。推理小説なんかいいです。人物関係がなるべく単純なものでお願い。

読み流すので 人物名とか 頭の中で記号化されている。

早読み。なので あとで聞かれても主人公のフルネームとか覚えてない。笑笑

困ったちゃんですな。テヘ。

 で、この本はね、主人公は久能 整(くのう ととのう)という名の男子大学生(名前が韻を踏んでいる)

なのですが とても語る。語りまくる。変人のくせに。うぷぷ。

 彼女も友人もなく カレーを作る食べるが好き。

一人が快適なので 銭湯も行けず 他人と同室で眠るのもムリ。

でも 物知り。世の中のいろんなことに興味があるようで 本も読むんだろうな。

いろんなことを知っている。そして覚えている。知っていることを語りたい人。

その彼がいろいろな事件を解決するお話。

これ 面白い。この人の薀蓄が。

このお話に出てきたので 三好達治の 大阿蘇 や 乳母車 なんてのを読んでみたくなる。

マルクスアウレリウスの「自省録」なんかも。哲学書なんか読んだこともないのにね。初めて聞いたし。

こういう目にあうから 読書ってやめられない。

それがコミックの中で知った本でも こんなに読書欲をそそられたりするからね。

食わず嫌いはやめようって思うね。

知らない本は買えない読めないので こういう風に読みたくなる本に出合える

のは とてもありがたい。

あと どの位の本が読めるのだろう。目も弱ってきたからさ。

それでも 耳があるからね。まだいけそうだ。ウレシイ。

  
  それでは また。